「褒めてやらねば人は動かじ」





若い頃には全く意識しなかったが、五十路を過ぎてから苦悩することが
「人の心」というものです。
部下に対して、自分の意向・意志が何で伝わらないのだろう、
どう説明すれば解ってもらえるのか日々葛藤の毎日です。その時思い出すのが

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」

という山本五十六の名言です。
これは「模範」+「指導」+「模倣」に「賞賛」を加えて
理論だけでは人の心は動かせないので感情を加えて人を動かす
つまり褒めることで感情を刺激する意味を持つそうです。
しかし、実践するのは難しいものです。
人は個々に違うから褒めすぎることで満足して成長が止まる者もいれば、
常に褒めていないと向上心が保てない者もいる。
とにかく「人の心」は難しい。
たぶん永遠に終わらない宿題でしょう